コストの見積もりからコスト低減設計を学ぶ!!
実践に役立つ事例で学ぶ!設計段階から
始めるコスト低減の実践設計
研修の狙い
製品のコストを低減することは、
製品の収益を確保するために非常に重要で
必要不可欠なことです。
生産をしている製品コストの構成を見ると
ほとんどの製品における材料費と人件費
(加工、組立、検査の費用)は約5割以上です。
そして、これらのコストは図面仕様に依存
しますので、製品開発段階における設計に
影響を受けます。
つまり、設計でコストが決まるといっても
過言ではありません。設計者が製品開発で
図面を作成するとき、機能に限らずコストにも
気を配り設計する必要があります。そして、
設計者がコストを下げる設計ノウハウを
持つ必要があります。
この講義では材料費と人件費の算出方法を
具体的に説明し、そこからコストの低減方法を
学び、事例を具体的に学ぶことでコスト低減
設計の理解を深めます。
事例を学ぶ時は、一緒に講師と考えながら、
設計対象のコスト低減設計をどのように生み
出すかを考えていきます。また、コスト低減
活動の事例を具体的に学び、コスト低減
設計案の抽出の方法、それらの実施における
優先順位のつけ方、コスト低減効果の
まとめ方などを学び、他の製品に対する
コスト低減設計の実践力をつけて頂きます。
研修の目次
1. コスト低減設計の意義
2. コスト低減設計の実施タイミング
3. コストは設計で決まる
4. 材料費低減
4.1 材料費の算出方法と材料費低減
4.2 材料費低減事例
5. 人件費低減
5.1 人件費の算出方法と人件費低減
5.2 人件費低減事例
6. テーブルタップのコスト低減設計
6.1 テーブルタップの機能
6.2 テーブルタップの構造
6.3 テーブルタップの構成部品
6.4 テーブルタップのコスト見積もり
6.5 テーブルタップのコスト低減
7. コスト低減設計案
7.1 検討すべきコスト低減設計案
7.2 コスト低減設計の事例
課題1 プラグのコスト低減
課題2 スロットルボディ
(空気流量制御装置)
のコスト低減
課題3 部品をベースに固定する方法
(ボルトとナット)のコスト低減
課題4 ソレノイドケース
(2つのプレス品を銅ロー付け)
のコスト低減
課題5 コモンレールのエンドキャップ部
(パイプに加工品を圧入)
のコスト低減
課題6 水通路(複数の加工穴とプラグ)
のコスト低減
課題7 コンプレッサケース
(アルミニウム鋳造品)の
コスト低減
課題8 センターハウジング(鋳鉄鋳物)
のコスト低減
8. コスト低減活動の事例
8.1 コスト低減の対象
8.2 コスト低減設計案の抽出方法
8.3 コスト低減設計案の実施優先順位の
つけ方
8.4 実施したコスト低減設計案
8.5 コスト低減効果のまとめ方
9. おわりに
研修の方式
ウェブ方式(TeamsあるいはZoomを使用)
あるいは 対面方式
研修への参加人数
1人から30人位 相談します。
研修の時間
4時間
実施時間は相談の上、決めます。
研修の費用
6時間研修:38,000円/人
(消費税を含む、交通費を含まず)