研修の狙い
製品コストの大部分を占める材料費と人件費(加工、組立、検査の費用)の算出方法を具体的に説明し、そこからコストの低減方法を学び、事例を具体的に解くことで理解を深めます。
また、製品開発の時に検討すべきコスト低減設計の事例を具体的に学ぶことによってコスト低減設計の実践力をつけます。
研修の目次
1. コスト低減設計の意義
2. コスト低減設計の実施タイミング
3. コストは設計で決まる
4. 材料費低減
5. 人件費低減
6. テーブルタップのコスト低減設計
7. 検討すべきコスト低減設計案
8. ターボチャージャのコスト低減設計
9. おわりに
研修の方式
ウェブ方式(TeamsあるいはZoomを使用)あるいは 対面方式
研修への参加人数
1人から30人位 相談します。
研修の時間
4時間
実施時間は相談の上、決めます。
研修の費用
4時間研修:25,000円/人
(消費税を含む、交通費を含まず)
コストは設計で決まる。

1.一般に総原価に対して材料費と
人件費の合計は半分以上の
製品が多いです。
2.材料費は部品の材料で設計が
製品に対する要求仕様や使用
環境条件から決めます。
3.人件費は人が部品を加工したり
組み立てたりするのに従事して
それに対して支払われる対価
(給料など)です。加工や
組立は設計が主に図面に指示
します。
4.従って、材料費と人件費は
主に設計によって決められます。
だから、製品の総原価の半分
以上を占める材料費と人件費は
設計によって決められるので
コストは設計で決まると
言われています。
人件費の合計は半分以上の
製品が多いです。
2.材料費は部品の材料で設計が
製品に対する要求仕様や使用
環境条件から決めます。
3.人件費は人が部品を加工したり
組み立てたりするのに従事して
それに対して支払われる対価
(給料など)です。加工や
組立は設計が主に図面に指示
します。
4.従って、材料費と人件費は
主に設計によって決められます。
だから、製品の総原価の半分
以上を占める材料費と人件費は
設計によって決められるので
コストは設計で決まると
言われています。
材料費と人件費

1.製品はいくつかの部品で構成
されるので
製品の構成部品の費用 =
部品1 + 部品2 + 部品𝒾 +部品𝓃
2.それらの部品の費用は
(部品𝒾の費用) = (材料単価)
×(正味使用重量 + 無駄重量)
+ (加工費) +
(その他部品𝒾を生産するのに
必要な費用) となります。
3.製品をひと月に生産するのに
必要な人件費総額は
(人件費総額/月) = {人件費/(人・月)}
×(生産に従事する人数/月)
4.製品1台当りの人件費は
ひと月に生産するのに必要な
人件費をひと月の生産数で
割れば求まります。
5.これらの材料費の求め方や
人件費の求め方から
材料費と人件費の原価低減の
アイデアが出てきます。
されるので
製品の構成部品の費用 =
部品1 + 部品2 + 部品𝒾 +部品𝓃
2.それらの部品の費用は
(部品𝒾の費用) = (材料単価)
×(正味使用重量 + 無駄重量)
+ (加工費) +
(その他部品𝒾を生産するのに
必要な費用) となります。
3.製品をひと月に生産するのに
必要な人件費総額は
(人件費総額/月) = {人件費/(人・月)}
×(生産に従事する人数/月)
4.製品1台当りの人件費は
ひと月に生産するのに必要な
人件費をひと月の生産数で
割れば求まります。
5.これらの材料費の求め方や
人件費の求め方から
材料費と人件費の原価低減の
アイデアが出てきます。
材料費低減の例

1.スロットルボディという製品は
オリジナル設計ではボディに
バルブボディがガスケットを
介してボルトで締結されて
いました。
2.スロットルバルブのある通路と
バルブのある通路の形状を
工夫することで、ボディと
バルブボディを一体化出来ました。
3.この設計変更で部品点数を
7から1に低減、加工や組立も
削減出来ました。
オリジナル設計ではボディに
バルブボディがガスケットを
介してボルトで締結されて
いました。
2.スロットルバルブのある通路と
バルブのある通路の形状を
工夫することで、ボディと
バルブボディを一体化出来ました。
3.この設計変更で部品点数を
7から1に低減、加工や組立も
削減出来ました。
人件費低減の例

1.プラスチックの部品を
モールド成形で生産します。
2.オリジナルのモールド成形の
工程では作業者が2人、
成形型は4キャビティ、
作業効率は85%でした。
3.改善工程では、作業の自動化で
作業者を1人減らし、キャビティを
8キャビティにして、さらに
作業効率を90%に改善して
人件費を37円/個から
12円/個に低減しました。
モールド成形で生産します。
2.オリジナルのモールド成形の
工程では作業者が2人、
成形型は4キャビティ、
作業効率は85%でした。
3.改善工程では、作業の自動化で
作業者を1人減らし、キャビティを
8キャビティにして、さらに
作業効率を90%に改善して
人件費を37円/個から
12円/個に低減しました。
テーブルタップのコスト低減実習

1.研修ではコンセントが3つある
テーブルタップのコスト低減の
実習を行います。
2.最初にオリジナル仕様の
材料費と人件費を見積もり
総原価のコスト内訳を作成
します。
3.次に材料費と人件費の
コスト低減案を考え、
コスト低減後のコスト内訳を
作成します。
4. 具体的にコスト低減の
体験ができるので
コスト低減を良く
理解出来ると考えています。
テーブルタップのコスト低減の
実習を行います。
2.最初にオリジナル仕様の
材料費と人件費を見積もり
総原価のコスト内訳を作成
します。
3.次に材料費と人件費の
コスト低減案を考え、
コスト低減後のコスト内訳を
作成します。
4. 具体的にコスト低減の
体験ができるので
コスト低減を良く
理解出来ると考えています。
検討すべきコスト低減案

1.表1に検討すべきコスト低減案を
示します。
2.研修では、これらの案を基に
14の具体的なコスト低減案を
説明します。
示します。
2.研修では、これらの案を基に
14の具体的なコスト低減案を
説明します。
ターボチャージャのコスト低減

1.ターボチャージャはエンジンに
吸入空気を過給する製品で図3に
示す部品から構成されています。
2.ターボチャージャのコスト低減を
どのように推進したかを具体的に
説明します。
吸入空気を過給する製品で図3に
示す部品から構成されています。
2.ターボチャージャのコスト低減を
どのように推進したかを具体的に
説明します。
詳細は研修で説明します。
1.この研修は4時間コースです。
2.費用は25,000円/人
(源泉徴収税、消費税を含む)です。
2.費用は25,000円/人
(源泉徴収税、消費税を含む)です。